アトピーの原因

アトピーの原因は遺伝以外にも、大きく二つに分けられます。1つめは食べ物、2つめは周囲の環境です。そして、子どもか大人かによってもこの原因が分かれます。子どもの場合、食べ物が原因であることが多いといわれています。特に、卵、牛乳、乳製品、大豆、小麦、米、エビ、カニ、魚、そばなどがその代表といわれています。卵は特に白身が原因になりやすいので注意が必要です。

大人の場合、食べ物よりは周囲の環境が原因であることが多いといわれます。ストレスやダニなども原因になります。ハウスダスト、カビ、真菌、細菌、花粉、ペット、ホルムアルデヒドなどの化学物質などに原因がみられます。こうした物質が体内にとりこまれ、アトピーになることがあります。



これらの体質的な原因以外にも、環境からくる原因があります。清潔でない衣服を着る、汗をかいたままの状態でいる、清潔でない手で皮膚をかくなど、皮膚が清潔でない状態でいることが原因になることがあります。常に皮膚を清潔にしておくことがアトピーを引き起こさないために重要です。また、睡眠不足であったり、ストレスを受けたりためることや不規則な生活をするのもよくありません。体を十分に休ませて、免疫力を高めておくのも大切な予防になります。体質的なものとは別に、肌を乾燥させた状態にさせないことも重要です。季節に関わらず、皮膚が乾燥しすぎないようにする必要があります。

こうした原因は単独ではなく、複数の原因によってアトピーになることがほとんどです。自分が何に対してアレルギーがあるのか調べて、その原因を近づけないことも大切です。病院で血液検査を受ける以外にも、いつかゆいのか、何を食べるとかゆいのか、どうするとかゆいのか、家族にアレルギーの病気の人がいるかといったことを考え、目を向けるだけでも対策がたてやすくなります。また、妊娠中であれば食材の幅を広げたり、運動をするなど胎児への影響を考え気をつけてあげる必要があります。  

『あとぴナビ』に無料会員登録して最新情報を入手

アトピー性皮膚炎総合情報サイト『あとぴナビ』は、『自然治癒力』の考えを基本理念としたアトピー性皮膚炎に関わるさまざまな医療情報などを提供をしています。
分野ごとにナビゲートしています。





『あとぴナビ』ホームページの上部にある 「会員登録」 から
無料登録